じゃーん！レトロな黒電話です。懐かしいですよね。
うちの事務所の若手社員が『昔、おばあちゃん家にありました！』と言ってましたが、
ちっとも懐かしいものではなく、これは私の自宅玄関にある電話です。現役です。
モジュラージャックじゃなく、壁からの直結線です。停電の時も使用ＯＫです。
線が約１ｍしかないので、冬場は寒くて長電話したくなかった思い出もあります。
最近は、携帯もあるしメールもあるので、あまり自宅電話を使わなくなりましたが、
それでも１日何回かは“リリリリーン”という、アナログでクラシカルな音が鳴り響きます。
留守電には切り替わりませんよ、あしからず。
もちろん、保留は置くだけで、オルゴール音なんて鳴りません。
『よろしければ♯（シャープ）を．．．』と言われても押せません。
最近は音声ガイダンスでのアンケート電話なんかがかかってきますが、うちにかけてもダメですよ。
この前もうちの母が『ボタンが押せないので切りま～す』ってステキな対応をしてました。
私の息子（現在１６歳）が小学生の頃、遊びに来たお友達が『家に電話をしていいですか？』と
言ったので、どうぞおかけなさい！と言いましたが、『かけ方がわからない．．．』と戸惑ったり、
ダイヤル式黒電話を初めて見たのか、内装工事に来た若いお兄ちゃんも『かけてみていいですか？』
と興味津々でダイヤルを回してましたね。なかなかの人気者だね。
昔はＮＴＴの方や電話会社の方が、便利なプッシュ回線の多機能電話機の営業に来られてましたが、
この電話を換えることは母が譲らず、４０年以上使っています。これから先もずっと使いたいと思います。
ビッグ・ワン 事務員 田嶋
