先日、手持ちの外貨を整理したのですが、それぞれの国の特徴が出ていることを、見比べて実感することができました。
こちらはエジプト・ポンド。スフィンクスが描かれるなど、いかにもエジプトらしいですね。
続いて南アフリカ・ランド。サファリ観光の目玉である動物の"ビッグ５"が描かれています。
最近増えてきたのがプラスチック紙幣。
マレーシア・リンギット、ベトナム・ドン、香港ドルのプラスチック紙幣。
プラスチック紙幣は、1988年にオーストラリアで世界で初めて10ドル札のみ発行されました。『お金を入れたままジーンズを洗濯してしまっても大丈夫！』という発想？から生まれたと言われていました。（笑）
オーストラリア先住民のアボジリ二が描かれている大きいものが当時のもので、小さい方が現在の10ドル札。
ちなみに現在のオーストラリアの紙幣は全てプラスチック紙幣です。
プラスチック紙幣は丈夫で、水に濡らしても簡単に破れず汚れにくいため、紙幣の発行コストも抑えられるなどのメリットが多いようです。また、偽造防止にも効果があるようです。
将来、日本のお札もプラスチック紙幣になるのでしょうか？？？
ビッグ・ワン 清水 信生
