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五月晴れ~端午の節句を一考

爽やかな風が心地良い、快晴の長崎♪

お家に飾っている、組み木の鯉のぼりと
心晴々な青空の下、一緒に出勤です♪

 

20140502

 

弊社は連休中も全日営業しています!
今日は平日シフト9人体制でp(^-^)q

PM一番、ご来店のお客様ご相談終えて
ホッと一息...窓から見える五月晴れを
眺めつつ"端午の節句"の意味を一考...

元来、「端午(たんご)」というのは
「月の端(はじめ)の午(うま)の日」
という意味。

これに「午(ご)」=「5」の語呂合せ
が重なり、毎年5月5日を端午の節句と
呼ぶようになりました。

昔から中国では、月と日の重なる日に
お祝いする習慣があり、端午の節句は、
邪気をはらう力があるといわれる花の
菖蒲(しょうぶ)を飾っていました。

実はこの風習が中国から伝わる以前、
日本には「五月忌み(さつきいみ)」
という別の習慣がありました。

五月忌みとは、田植えの前に、田植え
をする若い女性たちが、家にこもって
心身を清める儀式のようなものでした。

この「五月忌み」と、中国から伝来し
菖蒲を使った風習が少しずつ変化して、
女性たちがこもる家の屋根に、菖蒲が
しかれたり、身を清めるために菖蒲酒
が飲まれるようになりました。

さらに時代が進み、武士が社会の中心
になると、菖蒲の葉の先っぽが剣の形
に似ていることから、男の子と菖蒲が
結び付けられていき、次第に...
端午の節句に、兜(かぶと)に菖蒲を
飾ったり、幟(のぼり)を飾ったり、
するようになっていきます。

ちなみに、こいのぼりが登場したのは
江戸時代になってからだと言われます。

そして1948(昭和23)年には5月5日が、

「こどもの人格を重んじ、
こどもの幸福をはかるとともに、
母に感謝する日」

という趣旨の「こどもの日」として、
祝日に定められ、現在に至ります。

改めて変遷をたどると...

1.中国の風習 → 日本に伝わる
2.日本の「五月忌み」と結びつき、
女性が主役の日に
3.武士と結びつき、男の子が主役の日に
4.祝日に定められ、男女問わず、
こどもの幸せを願う日に

今では男女問わず子供の幸せを願う日
になっているとはいえ...

女の子が主役の、ひな祭りもあるので
「端午の節句=男の子の日」という
イメージが強いのが、正直なところ...

「端午の節句に飾る菖蒲は、
よく見ると、剣の形に似てるよね」

「だから菖蒲を兜(かぶと)と飾って
菖蒲湯に入ったりして、男の子が
元気に育つよう、お祈りするんだよ」

と説明すると、子供さんもウンウンと
頷いて聞いてくれるかもしれません♪
何事も無い穏やかなGW連休を祈ります☆

今日も健やかな笑顔輝く一日を❀.(*´◡`*)❀

ビッグ・ワン 小吉 美幸

 

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